ロジスティクスDSV(デンマーク)は1日、温度管理航空輸送サービス「Air ThermoDirect」のネットワークを拡大し、ルクセンブルクと中国・上海浦東国際空港を結ぶ直行ルートを新設すると発表した。専用貨物機を複数便運航し、運航スケジュールや経路、貨物取扱いをDSV側で管理することで、医薬品輸送の安定性向上を図る。
上海浦東国際空港は、温度管理が必要な医薬品貨物の主要拠点の1つで、今回の拡張により、中国やアジア向けの輸出入双方で対応力を高める。上海では東方航空物流(イースタン・エア・ロジスティクス、中国)と連携し、専用の地上取扱施設を活用するほか、東方航空コールドチェーンのコールドチェーン設備や運用ノウハウも組み合わせる。
Air ThermoDirectでは、モジュール式の温度管理梱包を活用し、アクティブコンテナや従来型のパッシブ梱包への依存を抑える。DSVは、輸送品質を維持しつつ、包装廃棄物の削減やコスト効率の改善につなげるとしている。
今後は米国向けルートの追加も計画しており、欧州、中国、米国の主要医薬品拠点を結ぶ温度管理航空輸送網の拡充を進める。
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