荷主日産自動車は16日、欧州市場に新型「キックス e-POWER」を投入し、英国のサンダーランド工場で生産すると発表した。生産に向けて1億7000万英国・ポンドを投資する。同工場はことし操業40周年を迎え、新型キックスは10車種目の生産モデルとなる。

▲新型「キックス e-POWER」(出所:日産自動車)
サンダーランド工場は1986年に初代「日産ブルーバード」の生産を開始し、これまでに累計1200万台を生産してきた。現在は「キャシュカイ」「ジューク」「日産リーフ」を手掛けており、新たに「キックス e-POWER」を加える。日産は同工場にこれまで50億英国・ポンドを投資し、世界100以上の市場に向けて車両を生産してきた。6000人を直接雇用し、サプライチェーンでは3万人の雇用を支えている。
今回生産する「キックス e-POWER」は、日産独自のハイブリッドシステム「e-POWER」を搭載したBセグメントのクロスオーバーで、英国、欧州、トルコ向けに生産する。2代目「キックス」は現在、日本、メキシコ、ブラジルで生産しており、欧州市場への投入は今回が初めてとなる。
新型車には2025年に導入した第3世代「e-POWER」を搭載する。高出力の電動モーターだけでタイヤを駆動し、ガソリンエンジンは発電と車載バッテリーの充電に使用する仕組み。日産は2027年、100%電気自動車となる第3世代の新型「日産ジューク」もサンダーランド工場で生産する予定だ。
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