M&AAI(人工知能)搭載ドローンなどを手がけるゼナテック(カナダ)は15日、米測量会社のメリット・ポール・ランド・サーベイイングを買収したと発表した。ゼナテックにとってドローン・アズ・ア・サービス(DaaS)事業で29件目の買収となる。太陽光発電所や鉄道、空港などを対象とした測量・点検サービスの拡大につなげる。
メリット・ポールは2015年設立で、米17州で測量業務のライセンスを保有する。大規模太陽光発電設備や蓄電池関連プロジェクトを中心に、地形測量、境界測量、完成測量、工事測量などを手がけ、輸送・建設分野や自治体向けにもサービスを提供している。鉄道や空港関連の顧客への対応実績も持つ。
ゼナテックは、太陽光発電所でのパネル異常や配線不良、過熱箇所の検出にドローンと赤外線画像を活用するほか、鉄道では線路沿線や路盤、暗きょ、架線設備の測量・点検への展開を想定する。空港では運用を止めずに滑走路周辺のデータを取得する用途も見込む。高解像度画像やLiDAR、写真測量を組み合わせ、従来の人手による測量作業の省力化を図る。
同社のDaaSは、顧客が商用ドローンを自ら保有・運用せず、サブスクリプション型で測量、点検、保守などを利用する仕組み。既存の測量・点検会社を買収し、自社ドローン技術を組み込むことで事業網を拡大している。
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