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CATL商用EV電池、航続1000キロ・25分充電

2026年9月16日 (水)

国際中国の車載電池大手、寧徳時代新能源科技(CATL)は15日、ドイツ・ハノーバーで開催中の「IAA Transportation 2026」で、商用車向け次世代バッテリー「TECTRANS II」を発表した。標準化したバッテリーパックを組み合わせるモジュール設計を採用し、最大1000キロの航続距離やメガワット級急速充電に対応する。

TECTRANS IIは搭載するパック数を変えることで、車両の用途や積載量に応じた容量設定が可能。eアクスルとセントラルドライブの双方に対応し、充電式とバッテリー交換式の運用も想定する。外形寸法や電気インターフェース、通信規格を標準化し、既存車種を含めて将来のバッテリー更新に対応しやすくした。CATLによると、OEMの車両開発期間を50%短縮し、研究開発コストを60―70%削減できるとしている。

電池の質量エネルギー密度は170Wh/kgで、同社は業界平均を13%上回ると説明する。同容量の場合、積載量を0.6トン増やせるという。最大構成では航続1000キロを確保し、25分で80%まで充電できる。大型トラック向けでは12年・150万キロの耐用年数と、70%の容量維持率を設計目標とした。

CATLは同展示会でDHLグループとも覚書を締結。両社は欧州全域でグリーン貨物輸送回廊の構築を進め、DHLの物流ネットワークや輸送需要とCATLの電池技術を組み合わせる。OEMなどとも連携し、用途別の電気商用車を共同開発して実証導入する計画で、長距離貨物輸送を含む商用車の電動化を広げる。

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