荷主西日本電信電話(NTT西日本)は16日、フィリップス・ジャパン(東京都港区)と業務提携し、睡眠時無呼吸症候群(SAS)のオンライン診療・治療支援サービスを高度化すると発表した。運輸・交通事業者のドライバーを対象に、検査から治療まで一体的に支援する新たなサービスモデルの構築に取り組む。
NTT西日本が展開する「SASオンラインクリニック」に、フィリップスが提供するCPAP(持続陽圧呼吸療法)機器と治療データの取得・活用技術を組み合わせる。CPAP機器の使用状況や治療データをオンラインで連携し、医療機関や企業が治療状況を把握できる仕組みを構築する。
また、オンライン診療やサポート体制と治療データを組み合わせ、患者ごとに最適化したフォローアップを実施することで、治療継続率の向上を図る。SAS対策を企業の安全管理や労務管理とも連動させ、居眠り運転などの事故リスク低減や、従業員の健康管理業務の効率化につなげる。
対象は物流、鉄道、バス、タクシーなどの運輸・交通事業者をはじめ、運転や作業の安全管理を重視する企業、健康経営を推進する企業。NTT西日本はオンライン診療・運用支援サービスやデジタル基盤、企業向け営業を担い、フィリップスはCPAP機器と関連ソリューション、治療データの取得・活用技術、医療分野の知見を提供する。
両社は今後、取り組みを通じて蓄積したデータやノウハウ、市場ニーズなどを活用し、SAS以外の医療・ヘルスケア分野でも新たなサービスモデルや事業領域の展開を検討する。
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