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アセンド、物流改革の現場知をYouTubeで発信

2026年10月13日 (火)

ロジスティクスアセンド(東京都新宿区)は13日、物流業界の課題や改革の取り組みを発信するYouTube番組「アセンド食堂ラジオ」を開設したと発表した。

番組は「ごはんができるまで、物流のことを本音で話そう」をコンセプトとし、同社が創業以来続ける社内活動「アセンド食堂」をもとに企画した。ゲストにちなんだ料理を用意し、調理中に物流改革の経験や取り組みについて聞く。各回は前編と後編の2本構成で、今後は隔週で1本ずつ公開する。

開設の背景には、トラックドライバーの時間外労働規制や人手不足による輸送力不足への懸念がある。国土交通省の検討会資料では、2030年度に最大で25%の荷物が運べなくなる可能性が示されている。改正物流効率化法の施行に伴い、一定規模以上の荷主企業には物流統括管理者(CLO)の選任が義務づけられるなど、物流を取り巻く環境も変化している。

第1回には、キユーピーで30年間物流部門に携わった藤田正美氏が出演した。前編では、物流危機を輸送能力だけの問題ではなく「供給構造の危機」と捉える考えを示し、東日本大震災を契機に実施した納品リードタイム延長を継続させた経験などを紹介。後編では、2018年に関東から一部東北までを対象に翌々日納品を実施した際の判断を振り返ったほか、売上高物流費率だけで物流を判断することの問題点や、CLOなど物流リーダーに求められる役割について語った。

第2回には、元味の素上席理事物流企画部長で、現在は流通経済研究所特任研究員の堀尾仁氏が出演する予定。食品メーカー6社による共同物流会社「F-LINE」の設立や、大手卸との納品リードタイム延長など、企業間連携による物流改革の歩みを取り上げる。

アセンドは今後も、物流・サプライチェーンの変革をけん引する関係者をゲストに招き、業界の課題や取り組みに関する知見を発信する。第1回の前編・後編はすでに公開している。

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