荷主松尾電機(大阪府豊中市)は15日、京都府福知山市で導電性タンタルコンデンサの増産設備を取得すると発表した。取得予定額は約19億6900万円で、金融機関からの借入金で賄う。
同社は7月27日と10月14日の取締役会で設備取得を決議した。投資額のうち約11億3800万円を7月、約8億3100万円を10月の取締役会でそれぞれ決議している。
設備の所在地は京都府福知山市長田野町1丁目20番地の2。固定資産の取得時期は2026年12月と27年11月を予定する。取得先は国内の一般法人で、相手先との取り決めにより詳細は公表していない。
今回の設備投資は、24年1月に公表した25年3月期から27年3月期までの中期経営計画に基づくもの。同計画では、収益基盤の強化と経営基盤の安定化を課題に掲げている。
タンタルコンデンサ事業では、導電性高分子タンタルコンデンサの新製品開発などを通じ、車載用や海外市場の民生用向けで売上高と利益を確保する方針を示しており、今回の設備取得で生産拡大を進める。
27年3月期の業績への影響は軽微としている。
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