ロジスティクスアジア船主協会(ASA)は16日、10月15日に東京で第39回会長会議を開催し、ホルムズ海峡など重要な国際海上チョークポイントにおける自由で安全な航行の確保に向けた方策を検討したと発表した。ホルムズ海峡の閉鎖が続くなか、アジア・太平洋地域の海運やサプライチェーンへの影響を踏まえ、安全で安定的かつ予見可能な海上輸送を維持する重要性を確認した。
ASAは中国、クック諸島、香港、日本、韓国、ASEAN諸国の船主協会で構成し、世界の商船船腹量の約56%を代表する。会議では、アジアが船員と船腹量の両面で国際海運を支える一方、地域経済も海上輸送に大きく依存していると指摘。ホルムズ海峡の閉鎖はアジア・太平洋地域の経済や海運、サプライチェーンに重大な影響を及ぼしているとの認識を共有した。
参加者は、主要な海上チョークポイントで航行の自由と安全を確保するための方策について議論した。ASAは今後も航行の自由と安全の重要性を訴えるとともに、特にホルムズ海峡をはじめとする要衝で、長年確立されてきた基本原則を確保するための方策を検討する。
ASA議長で日本船主協会会長の長澤仁志氏は、ホルムズ海峡の閉鎖に伴って代替ルートへの依存や新たなパイプライン整備が進めば、コスト増加やインフレ圧力につながると指摘。自由で安全な海上輸送を維持することが、世界経済にとってより合理的で効率的との考えを示した。

(出所:アジア船主協会)
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