
▲HVO混和軽油(出所:NX商事)
環境・CSRNX商事(東京都港区)は26日、東洋建設が保有する作業船「DCM8号船」に、名古屋港でHVOを混和した軽油を9月に供給し、導入効果の検証を始めたと発表した。同船は東洋建設グループが施工する名古屋港の海洋土木工事に従事し、トマック(千代田区)が運航している。
港湾や航路の整備に使う作業船は、大出力で長時間の稼働が求められ、電動化などによる脱炭素化が難しい。HVOは植物油や廃食油などを水素化処理して製造する燃料で、成分が軽油とほぼ同じため、既存エンジンを改造せずに使用できる。今回の取り組みは東洋建設(千代田区)が企画し、NX商事とトマックが参加した。
NX商事と東洋建設は2025年3月、大阪湾で作業船にFAMEを混和した重油を供給し、26年4月には東京湾でも同様の取り組みを実施している。今回の名古屋港での供給により、大阪湾、東京湾に加えて国内主要港で船舶向けバイオ燃料を供給する体制を整えた。
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