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毎時9000個の貨物処理能力

フェデックス、関西空港に北太平洋ハブを開設

2014年4月9日 (水)

拠点・施設フェデックス、関西空港に北太平洋ハブを開設フェデラルエクスプレス(フェデックス、東京都千代田区)は8日、関西国際空港にフェデックス北太平洋地区ハブを開設し、1日から稼働を開始したと発表した。

北太平洋地区ハブは、毎時9000個の貨物の仕分けが可能な設備を備え、アジアから集約した貨物を米国向けに発送するための拠点として、アジアと米国・欧州間のアクセスを拡大する。

フライトルートは米国向け直行便として、インディアナ州インディアナポリス便を新たに追加。欧州へもフランス・パリ(成田経由)への定期便を加えた。西日本地域の国際貨物の取り扱いも継続する。

総面積は3万9500平方メートルで、北太平洋地区ハブはオフィスと上屋が直結しており、通関業務、ランプオペレーション、貨物の仕分けや積み替え業務を行う。

同社が重要分野に位置付けるヘルスケア業界の貨物向けには、複数の温度帯で貨物を管理できる冷凍・冷蔵庫、貨物ハンドリングエリアを設置した。

2万5800平方メートルの施設屋上には、ソーラーパネルを設置。クリーンエネルギーを活用して環境先進空港を目指す関西国際空港の取り組みに協力し、屋上スペースを有効活用する。