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JR貨物、3月の荷動き大幅増、増税前倒し出荷

2014年4月17日 (木)

ロジスティクス日本貨物鉄道(JR貨物)は16日、3月の輸送状況をまとめた。14日に発生した伊予灘地震のほか、強風・大雪による運転規制などの影響で高速貨59本、専貨2本が運休となった。

荷動きは、消費税増税前の需要急増で国内出荷が好調に推移。加えてトラックドライバー不足の影響もあり、月全体で前年を大きく上回った。

コンテナ貨物は、災害廃棄物輸送が終了したエコ関連物資が前年を下回ったものの、消費税増税前の前倒し出荷が旺盛となった食料工業品、紙・パルプ、家電・情報機器が前年比を20%以上上回り、コンテナ貨物全体では12.5%増となった。

車扱貨物は、一部顧客が昨年7月から山口線の一部区間が線路不通となっていることから減送となったものの、コンテナ貨物と同様に消費税増税前の前倒し出荷が旺盛となった石油、セメント・石灰石が増送となり、車扱貨物全体では前年比15.5%となった。