富士通テンとアルパイン、車載プラットフォームを共同開発

荷主アルパイン（東京都品川区）と富士通テン（神戸市兵庫区）は18日、製品競争力の向上を図るため、車載プラットフォームの共同開発を行うことで基本合意したと発表した。共同開発は、両社製品に共通する基本的なソフトウェア部分を中心に行い、製品化はそれぞれが独自に行う。

自動車の電子化に伴い、カーエレクトロニクスメーカーが提供する車載機器は高度化・機能の複合化が進んでおり、車載機器に対する顧客ニーズも変化。スマートフォンに代表されるコンシューマーエレクトロニクス製品と車載機器との機能複合へのニーズが高まっている。

共同開発は、これらのニーズに対応した車載プラットフォームの開発に取り組むためのもので、開発効率の向上を目指す。