郵船ロジ、エアサスなしで衝撃低減する技術を開発

サービス・商品郵船ロジスティクスは18日、輸送中の振動や衝撃から貨物を守る防振パレットを活用し、エアサストラックに代わって「通常のトラックで衝撃を極小化する陸上輸送ソリューション」を開発したと発表した。

通常のトラックに防振パレットを組み合わせることで、衝撃を低減させる輸送技術を開発。1月に輸送実験を開始し、中国の上海・合肥間で輸送を複数回行った結果、「通常トラックに防振パレットを組み合わせた輸送が、エアサス車の代替ソリューションとなり得ること」を検証した。

今後は輸送需要の増加が見込まれる中国内陸部や東南アジアのクロスボーダー輸送の商品の一つとして、販売網の整備を進める考え。