ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

横浜税関調べ

横浜港、「おろし・粉チーズ」輸入が全国1位

2014年6月19日 (木)

調査・データ横浜税関は19日、国内需要が増えて輸入量が年々増加傾向にある「おろし、粉チーズ」の輸入状況をまとめた。横浜港の2013年の輸入は、輸入数量、金額ともに過去最高を記録し、全国1位となった。

13年の全国のおろし、粉チーズ輸入実績は、輸入数量が6686トン(前年比12%増)、金額が60億9100万円(19.7%増)となった。

このうち、横浜港では輸入数量が4501トン(27.2%増)、金額が42億4400万円(33.4%増)で、全国ベースの輸入金額と横浜港の輸入数量、金額がそれぞれ過去最高を記録した。

全国で9か国から、横浜港では5か国から輸入しており、国別シェアは輸入数量が全国ではデンマークから、横浜港ではオーストラリアからが1位となっている。輸入金額は、全国、横浜港ともに米国からの輸入が1位。

横浜税関では、デンマーク、米国、オーストラリアのシェアが高い理由として「原料となるチーズの生産が多いことやチーズを加工する工場があることが主な要因となっており、デンマーク、オーストラリアからは業務用が、米国からは小売用が主に輸入されているようだ」としている。

おろし・粉チーズの港別輸入実績(2013年、出所:横浜税関)

おろし・粉チーズの港別輸入実績(2013年、出所:横浜税関)