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中部運輸局調べ

中部の運輸動向、国際航空貨物が5割近く増加

2014年6月24日 (火)

国内中部運輸局は24日、中部地方の運輸動向をまとめた。物流分野は国際航空貨物が大幅に伸びたほか、国内航空貨物も堅調に推移。特別積み合わせ、宅配便貨物が減少し、普通倉庫が横ばい、冷蔵倉庫は増加した。

4月のJR貨物東海支社発の貨物量は42万4800トンで0.3%増。このうちコンテナ貨物が21万2000トンで前年同期に比べて1.3%減、車扱貨物が21万2800トンで2.1%増となった。

トラック(5月実績)は管内の特別積み合わせ8社による輸送トン数が67万4500トンで5.1%の減少。宅配便(4月分、管内7社)も2302万2000個で3.7%減少した。フェリーによるトラック航送台数(5月)は9875台で0.3%増。

普通倉庫(4月)は入庫高28万4000トン(1%増)、月末保管残高50万1000トン(2.7%増)で回転率は55.6回(1.3回減)となった。冷蔵倉庫は入庫トン数4万9000トン(4.7%増)、月末保管残高7万4000トン(2%増)で回転率は65.4回(1.5回増)だった。

港湾運送(4月)は輸入トン数392万7000トン(2.4%減)、輸出トン数581万トン(0.6%減)、移入トン数55万9000トン(9.3%減)、移出トン数71万トン(7.7%増)となった。

中部空港の航空貨物(5月)は国際取扱トン数が1万3622トン(47.3%増)と大幅に増加。国内取扱トン数も2331トンで6%増えた。