国内中部運輸局は4日までに、中部地方の運輸動向をまとめた。物流分野は、国際航空貨物、国内航空貨物が減少、宅配便、特別積み合わせ、普通倉庫、冷蔵倉庫は増加した。
5月のJR貨物東海支社発の貨物量は29万7300トンで21.1%減。このうちコンテナ貨物が18万4500トンで前年同期に比べて3.6%減、車扱貨物が11万2800トンで39.2%減となった。
トラック(6月実績)は管内の特別積み合わせ8社による輸送トン数が70万7200トンで2.3%の増加。宅配便(5月分、管内7社)は2407万7000個で2.2%増加した。フェリーによるトラック航送台数(6月)は1万259台で0.6%増。
普通倉庫(5月)は入庫高25万5000トン(7.8%増)、月末保管残高54万1000トン(7.5%増)で回転率は46.7回(0.2回減)となった。冷蔵倉庫は入庫トン数4万6000トン(1.1%増)、月末保管残高8万トン(5.5%増)で回転率は57.2回(2.6回減)だった。
港湾運送(5月)は輸入トン数360万5000トン(9.3%減)、輸出トン数472万8000トン(8.7%減)、移入トン数51万4000トン(2.7%減)、移出トン数51万トン(30.3%減)となった。
中部空港の航空貨物(6月)は国際取扱トン数が1万3472トン(0.9%減)。国内取扱トン数は1991トンで12.7%減少した。