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ワーカス・ジャパン(大阪)が事業停止、破産申請を準備

2014年8月5日 (火)

国内帝国データバンクは5日、ワーカス・ジャパン(大阪府東大阪市)が7月31日までに事業を停止し、事後を今井孝直弁護士(大阪市北区)に一任、自己破産申請の準備に入ったと発表した。

同社は、1995年創業、98年1月に法人改組した一般貨物自動車運送業者。10トントラックを主体に24台の車両を保有し、ガラス製品や樹脂製品、印刷物などを運送、2013年5月期には売上高3億5300万円を計上していた。

しかし、過年度の累積損失により債務超過となるなど財務面は脆弱で、収益面でも採算確保が一杯の状態が続いていた。

今期に入り、燃料高の影響から収益が悪化。得意先に回収サイト短縮を要請してしのいでいたが、これが得意先離れを招き受注量が減少、先行きの見通しが立たなくなったことから、今回の事態となった。負債は1億5000万円(帝国データバンク推定)。