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三井倉庫、韓国・釜山の物流施設が稼働

2014年8月5日 (火)

国際三井倉庫、韓国・釜山の物流施設が稼働三井倉庫は5日、韓国・釜山で建設していた延床面積1万5000平方メートルの新たな物流施設が完成し、7月から本格稼動を開始したと発表した。

コンテナターミナルに隣接するエリアに3万7000平方メートルの土地を確保し、施設を建設したもので、韓国での物流事業の中心拠点として運営していく。

新物流センターでは、既存貨物の集約を図るほか、釜山新港自由貿易地域(FTZ)の立地を生かし、非居住者名義保管、保税状態での流通加工といった付加価値の高いサービスを提供する。

また、広大なヤードを活用して特殊コンテナを取り扱うほか、低床倉庫で設備関連輸送や危険物保管、定温倉庫での食品保管、一般倉庫で流通加工業務など幅広いサービスメニューを揃えた。

同社は現在、インドネシア、中国などでも物流施設の新設・増設を進めており、これらの新増設がすべて完成すると、アジア太平洋地域の同社物流施設は昨年12月末時点の33万7000平方メートルから44万8000平方メートルへと32%増加する見込み。