財務・人事ロジネットジャパンが12日に発表した4-6月期決算は、増収による押し上げ効果があったものの、原油価格の上昇による燃料費や航送料の負担増、外部費用の増加、消費税増税後の反動減による費用が突出したことなどにより、営業損益が3800万円の損失、純損益が1億2700万円の損失となった。
傘下の札幌通運グループは、主に区域輸送の伸びがけん引して貨物自動車運送部門の取り扱いが増加し、4.7%の増収を確保。中央通運グループは建設運輸部門の収入が減少し、5.6%の減収。ロジネットジャパン西日本グループでは、倉庫業務の賃貸収入が増加し、1.6%の増収となった。
[ロジネットジャパン]2015年3月期第1四半期連結決算(単位:百万円)
2015年3月期第1四半期 | 2014年3月期第1四半期 | 増減 | |
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売上高 | 12,001 | 11,657 | 2.9% |
営業利益 | -38 | 102 | - |
経常利益 | -43 | 107 | - |
当期純利益 | -127 | 93 | - |