物流系アルバイト・パートの平均時給が1.1％上昇

調査・データリクルートジョブズ（東京都中央区）は20日、調査研究機関「ジョブズリサーチセンター」が7月のアルバイト・パート募集時平均時給調査をまとめたと発表した。

三大都市圏（首都圏・東海・関西）の平均時給は前年同月から10円増加の956円（1.1％増）となった。

職種別では事務系などすべての職種で前年同月比プラス。前月比はフード系、販売・サービス系でマイナスとなった。首都圏の平均時給は993円で9円増加（増減率0.9％増）。製造・物流・清掃系は11円増え、増加率は1.1％増となった。

製造・物流・清掃系のうち、ドライバー・配送の三大都市圏の平均時給は977円で13年の同じ時期に比べて12円（1.2％）上昇。物流作業は951円で19円（2％）上昇、フォークリフトオペレータなどの構内作業は964円で21円（2.2％）上昇した。

首都圏ではドライバー・配送1012円（1.1％増）、物流作業966円（0.4％増）、構内作業979円（1.7％増）。関西圏はドライバー・配送936円（2.2％増）、物流作業927円（3.2％増）、構内作業941円（2.7％増）で、関西圏で上昇率が高くなった。