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コマツ、栃木・小山工場敷地にモデル物流拠点を開設

2014年8月21日 (木)
コマツ、栃木・小山工場敷地にモデル物流拠点を開設01

新関東補給センタ

拠点・施設コマツは20日、国内主力工場の一角を占める小山工場(栃木県小山市)の敷地内に新たな物流拠点「新関東補給センタ」を竣工し、オペレーションを開始したと発表した。

新補給センタは、補給部品の販売・生産・在庫を総合的にコントロールするために新たに組織した「グローバルオペレーションセンタ」とともに、同社のグローバル補給部品拠点としての機能を加えて新設したもの。

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高層ラック(9メートル)

世界共通の新補給部品専用グローバルオペレーションシステム(WMS)や最新のICT機器などを導入することで、補給部品業務の大幅な効率向上を実現する。

建屋の省エネルギーは、空調効率を高めるために建屋を保管エリアとオペレーションエリアに分け、オペレーションエリアに最新の省エネ機器を採用することで、2013年度に比べて電力使用量を50%削減する見込み。

現在、コマツの建設機械の主要な補給センタは全18拠点(海外15、国内3か所)あり、部品が工場から顧客に届くまでの中間行程を省く「直結化」などでリードタイムを短縮しているほか、グループを挙げた取り組みとすることで、部品在庫の大幅な削減に努めている。

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グローバル対応搬送装置

これらの活動に加え、部品体制をさらに強化するため、新補給センタをグローバルモデルとしてほかの拠点へも段階的に展開していく。15年度までに豪州、北米、国内(関西、北陸)などの補給センタへの展開を計画している。

■小山工場新関東補給センタの概要
所在地:栃木県小山市横倉新田400(小山工場敷地内)
延床面積:2万2202平方メートル
(オペレーションエリア1万602平方メートル、保管エリア1万1340平方メートル、事務所260平方メートル)
保管品目:建設機械用補給部品、フォークリフト用補給部品
投資額:34億円