M&Aロジスネクスト(京都府長岡京市)は17日、画像処理技術やAI(人工知能)を活用したシステム開発を手がけるレグラス(東京都新宿区)との戦略的パートナーシップを強化すると発表した。物流機器と先端技術を組み合わせ、物流現場の安全性向上や省人化、自動化に向けたソリューション開発を進める。
両社は、レグラスのAI人検知システム「OmniEye」(オムニアイ)をロジスネクストのフォークリフトに搭載し、車両制御と組み合わせた安全システムを2022年4月から販売している。国内での搭載実績は累計1000機以上となった。今後は、OmniEyeをさまざまな車両制御と組み合わせ、適用車種を広げる。海外展開も進め、国内外の物流現場で安全対策を強化する。
OmniEye搭載システムは、フォークリフト周辺の人を検知し、接近状況に応じて警告や減速制御を行う。警告エリアでは積層灯を黄色に点灯し、危険エリアでは赤色点灯と警告音で接近を知らせる。回生ブレーキ制御と連動し、危険度に応じて設定速度まで減速したり、停止に向けてさらに減速したりする仕組みだ。
ロジスネクストは、フォークリフトや無人搬送システムなどを展開する総合物流機器メーカーで、「安全」「自動化」「脱炭素」を重点領域に掲げる。レグラスは画像認識、検査、解析などを基盤に、製造や物流分野向けに業務効率化や品質向上、安全性向上の技術を提供している。
両社は今後、共同ロードマップを策定し、フォークリフトをはじめとする物流機器に画像処理技術とAI技術を組み合わせた新サービスを開発する。安全プラットフォームの構築に加え、安全以外の領域への展開も視野に入れる。
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