ロジスティクス自動運転トラック向けソフトウエアを開発する米プラスAIは16日、同社の商用トラック向けレベル4自動運転システム「SuperDrive」が、米ファストカンパニーの「2026 World Changing Ideas」に選出されたと発表した。商用貨物分野で自動運転技術が開発段階から実運用へ移りつつある動きが評価された。
SuperDriveは、米国、欧州、アジアでの700万マイル超の実走行データを基盤に開発された。高速道路上の複雑な交通環境を認識し、走行判断を行うAIアーキテクチャーを備える。プラスAIは、トレイトングループ(ドイツ)、イヴェコグループ(イタリア)、ヒョンデ(韓国)などと連携し、27年から工場組み込み型の自動運転トラックの大規模展開を目指す。
米国ではトレイトングループのインターナショナルとテキサス州で自動運転フリート試験を進めており、米運送会社ライダー・システムの実貨物輸送にSuperDrive搭載車両を投入している。プラスAIによると、試験では100%の定時配送率を達成した。欧州ではイヴェコと組み、スペインの物流事業者セセと南欧初の自動運転トラックプログラムを進めている。
同社は直近6か月で、夜間走行や工事区間対応を加えた「SuperDrive 6.0」を投入したほか、エヌビディア(米国)との連携や、品質管理、サイバーセキュリティー、機能安全、情報セキュリティーに関する4つのISO認証を取得した。25年末時点で安全性評価の準備率は90.1%に達しており、無人商用運行に向け100%到達を目標としている。
また、同社は自動運転・フィジカルAIシステムの開発基盤「HyperFoundry」も外部提供しており、年初来の契約収入は2500万ドルに達したという。
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