国際港湾運営大手のDPワールド(UAE)は16日、米テキサス州のコーパスクリスティ港でコンテナターミナル(CT)を開発・運営する長期リース契約に向け、独占交渉に入ったと発表した。米国湾岸地域で高まる港湾処理能力への需要を取り込み、同港のコンテナ貨物対応力を高める狙いがある。
計画では、DPワールドが新たなコンテナターミナルを設計、建設、運営する。ターミナル整備により、米湾岸のサプライチェーン接続性を強化し、地域企業による国際市場へのアクセス拡大につなげる。現地の労働団体や人材関連パートナーとも連携し、ターミナル運営と雇用創出を支える方針だ。
コーパスクリスティ港は、米国のエネルギー、農産品、工業製品輸出の主要ゲートウェイで、取扱総トン数では米国内有数の港湾。2025年6月には、連邦政府の投資などによりコーパスクリスティ船舶航路改良プロジェクトが完了しており、港湾機能拡張と貨物多様化に向けた環境が整いつつある。
独占交渉では、ターミナル設計、処理能力計画、投資スキームなどを詰める。合意に至れば、DPワールドにとって米国湾岸で初のコンテナターミナル開発案件となる。
DPワールドは世界60超の港湾・ターミナル網を通じ、世界のコンテナ貨物の1割を取り扱う。米州では12か国で1万6000人超を雇用し、14港湾・ターミナルと40超の倉庫を運営している。
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