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年内に3回目の会合

国交省、JR貨物、利用運送事業者の偏積対策確認

2014年10月28日 (火)

行政・団体国土交通省は27日、日本貨物鉄道(JR貨物)越谷貨物ターミナル駅で「鉄道貨物輸送における偏積対策に関する検討会」を開催した。

JR貨物が重量計による重量バランス測定、輪重測定装置の技術開発の状況などを説明。利用運送事業者による偏積対策の取り組みとして、全国通運連盟が研修会を主催していることや、養生資材の導入などを対策として実施している状況が報告された。

委員からは「重量計による測定などの対策は、コンテナ内の偏積の有無を確認する方法として効果がある。引き続き、偏積が発生し易い貨物の実態を把握し、この結果を情報共有し、適切な積付方への反映などの方策に活用していくことが重要」「偏積防止を含めた輸送品質向上の観点から、養生資材により積載貨物を固定する対策は有効で、引き続き養生資材の導入支援を図っていくべき」「コンテナ内に偏積が発見された場合(を想定し)、関係者間の連絡調整について改めて確認することが必要」といった意見が出された。

同検討会は年内をメドに3回目の会合を開催する。