荷主自動車部品メーカーのTRWオートモーティブ・ホールディングス(米国ミシガン州リボニア)は、中国・上海市嘉定区安亭にテクニカルセンターを2013年に増設すると発表した。
テクニカルセンターの敷地面積は3万2000平方メートルで、1000人以上のエンジニアが研究開発に従事することができる。
ジョン・プラントTRWオートモーティブ社長兼CEOは「2016年には中国国内で2600万台を超える車両が生産されると予想されている。こうした中、自動車業界では中国市場の需要増加やそれに呼応した事業の積極的拡大、現地化のニーズへの対応が求められている」と話している。
安亭のテクニカルセンターでは主に、TRW製品群の研究開発、エンジニアリング・デザイン、アプリケーション、試験、検証などが行われ、テクニカルセンターから顧客に対して現地で直接技術サービスや営業サービスを行うことができるようになる。
ことし秋からテクニカルセンターの建設を開始し、2013年には稼動準備が整う。