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リアルタイムシステムズ、追跡型GPS発信機を発売

2015年3月2日 (月)

サービス・商品GPS追跡専用端末の開発を手がけるリアルタイムシステムズ(千葉県市川市)は2日、配送・運送業に適したGPS追跡動態管理・運行管理に新サービス・リアルタイム追跡型GPS発信機「WillGPSサービス」を追加し、サービスの提供を開始したと発表した。

リアルタイムシステムズ、追跡型GPS発信機を発売
WillGPSは、既存のシステムに簡単に組み込めるリアルタイムGPSソリューションで、PCやiPhoneなどのスマートフォンからリアルタイムで追跡できる。電波がなければ利用できなくなる一般的なGPS位置検索サービスと異なり、電波がない場所でもGPS情報をいったん端末に保存し、定期的に電波を通じてGPS情報を発信する仕組み。

これにより、携帯電波がないエリアでも利用できることから、より広範囲なGPS追跡が可能になる。GPS発信機には3Dモーションセンサーを内蔵しており、移動しない場合は自動的にスリープ状態に入るため、従来のGPS発信機より電池寿命が長く、長時間追跡できる特徴がある。

従来サービスと比べ、DGPSによる精度補助、位置精度が大幅に向上。最高精度は誤差5メートル、最小記録間隔は1秒になる。モーションセンサーを利用することによって、停止する場合に発信しない仕組みとなっているため、静止時に送信しない分、電池持ちが改善できる。

また、震動センサーによって静止時送信しない分の通信費を節約。PHS電波のないエリアでも、GPSロガー内部に記録し続け、電波エリアに入ると貯めた位置情報をサーバーに送信する。GPS電波が届かない地下や屋内、PHS基地局の測位で確実に位置情報を取得する。

地図アプリ側は、すべてWEB画面で実現。インストールは不要で、メンテナンスが容易になる。履歴リプレー、ポイント保存、エリア保存などの機能も利用できるようにする。

さらに、携帯で空メール送って現在位置の住所を日本語で知らせることが可能で、該当所在地からの方向と距離の精確情報も計算し、携帯から地図画像を確認することもできるという。