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UDトラックス、スリランカに新興国向け大型トラック投入

2015年3月9日 (月)

サービス・商品UDトラックスは6日、新興国向け大型トラック「クエスター」をスリランカに投入したと発表した。2013年にタイで販売開始したが、南アジアではスリランカが初めて。

同社は13年のタイを皮切りに、これまでインドネシア、マレーシア、中国でクエスターを投入してきた。スリランカなど新興国での長距離輸送や配送、建設現場、鉱山開発といった幅広い用途に対応できるよう、さまざまな車型を用意している。

同国では、セノック・トレード・コンバイン社が整備・販売業務を担っており、コロンボ、マタラ、ヴァヴニヤの3か所の整備・販売拠点で物流業務の要となる、車両の稼働維持のための部品供給を行っている。シンガポールにも部品拠点を置き、効率的な部品管理と即納に注力している。

セノックは79年に設立されたスリランカ有数の複合企業で、建設機械や自動車の整備・販売、貿易などの中核事業に加え、航空、エネルギー、サービス、土地開発、インフラなどにも事業を拡大している。UDトラックスとの提携関係は30年に及んでいる。