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阪神国際港湾、4月から阪神港集荷事業の募集開始

2015年3月30日 (月)

ロジスティクス阪神国際港湾は30日、阪神港で実施する集貨事業の募集を4月1日から開始すると発表した。

今年度募集するのは、(1)国際フィーダー利用促進事業(2)海外フィーダー・陸上輸送・国内フェリー貨物の貨物誘致事業(3)国際トランシップ貨物誘致事業(4)新規基幹航路誘致事業――の4事業で、4月1日から7月31日まで受け付ける。5月以降、各地で説明会を開催する計画。

国際フィーダー利用促進事業は、東アジア主要港に流れている西日本諸港の海外トランシップ貨物を阪神港へ集積するため、国際フィーダー輸送網の充実を図るもので、内航船社などが対象。

海外フィーダー貨物の貨物誘致事業では、西日本諸港などの海外フィーダー貨物を海上ルートを利用して阪神港へ転換する。対象事業者は外航コンテナ船社、その日本代理店、荷主・代理人(フォワーダー、利用運送事業者など)。

陸上輸送貨物誘致事業は、海外フィーダー貨物をトラック・鉄道による陸上輸送、フェリーによる海上輸送、コンテナラウンドユースを利用して阪神港へ転換を促すもので、コンテナ貨物の「輸送依頼者」と「輸送事業者」による共同提案とする。

国内フェリー貨物誘致事業では、阪神港に寄港する国内フェリー航路を利用してコンテナを輸送することにより、貨物の集貨を拡大する事業で、フェリー運航船社が対象。

国際トランシップ貨物誘致事業は、阪神港での外貿トランシップ貨物の誘致を図る事業で、外航コンテナ船社と日本代理店に対してインセンティブを付与する。

新規航路誘致事業では、阪神港に新規寄港するコンテナ船の誘致を拡大する事業で、外航コンテナ船社と日本代理店が対象。航路サービス拡充促進事業では、寄港しているコンテナ定期航路の投入船舶の大型化など、サービスの拡充を行うことで貨物の集貨を図る外航コンテナ船社、日本代理店が対象となっている。