神戸港で環境対策セミナー、キユーソー流通が講演

イベント神戸運輸監理部はこのほど、神戸中央港湾労働者福祉センターで環境対策セミナーを開催した。

セミナーは3部構成で、まず秋田直也氏（神戸大学大学院海事科学研究科准教授）が「物流関連の交通環境教育プログラムの取り組み」と題して、大学生が考えるモーダルシフトの提案などについて講演。続いて、宮崎カーフェリーの細川修一氏（関西支店貨物営業部次長）が「長距離のモーダルシフト」をテーマに、神戸から宮崎への貨物輸送にフェリーを利用する有効性などを説明した。

最後に、キユーソー流通システムの梁瀬健氏（開発本部ロジスティクス部施設開発課課長）が「環境に対する取組み」について、自社の自然冷媒機器の導入、積載率を上げるための車両開発、物流効率化によるCO2排出量削減を紹介した。

聴講者のアンケートでは「運輸の工夫などを考えることができた」「他業種の話を聞くことができて良かった」など好評な意見が寄せられた。