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名古屋港、輸入減響き1月の総取扱貨物量6.3%減少

2015年4月14日 (火)

調査・データ名古屋港管理組合は14日、1月の名古屋港統計速報を公表した。入港船舶は2715隻(前年同月比1.4%減)、総トン数は1823万トン(5.6%減)と、隻数・総トン数ともに減少した。

総取扱貨物量は輸出が前年並みとなったものの、輸入(10.3%減)、移出(7.5%減)、移入(3.9%減)は減少し、全体では1609万トン(6.3%減)と前年実績を下回る結果となった。

外貿貨物は、輸出では自動車部品(10.7%減)が減少したが、産業機械(15.1%増)などが伸びたため、全体では415万トンと前年並みになった。輸入では原油(38.6%増)が増加したが、LNG(液化天然ガス)(21.1%減)、鉄鉱石(1.6%減)が要因で、全体では1072万トン(6.6%減)と前年実績を下回った。

内貿貨物は、移出が282万トン(7.5%減)、移入が256万トン(3.9%減)で、全体では537万トン(5.8%減)と前年実績を下回った。

外貿コンテナ貨物量は358万トンで5.5%減少、輸出は自動車部品(10.6%減)が減少したものの、産業機械(9.8%増)が増加したため、163万トン(0.7%増)となった。一方輸入は衣類・身廻品・はきもの(22%減)、自動車部品(22.9%減)などが大幅に減少したため、全体では195万トン(14.3%減)にとどまった。