ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

日本海事センター調べ

アジア米国間、米西岸港の混雑でコンテナ復航2割減

2015年4月16日 (木)

調査・データ日本海事センターが15日発表したアジア米国間航路のコンテナ荷動き速報によると、2月の往航荷動き量は2か月ぶりに増加し、前年同期比べ0.4%増の101.1万TEUとなった。

国・地域別では、日本積(29.5%減)、韓国積(12.6%減)、ASEAN(4.5%減)と減少したが、台湾積(27%増)、南アジア積(9.4%増)、中国積(2.8%増)が伸びた。

復航の1月の荷動き量は前年同期から20.2%減の44.3万TEUで、荷動き量が50万TEU台を下回ったのは2010年9月以来。昨年秋から長引く北米西岸港湾の労使協約改定をめぐる混乱で、荷役の混雑や遅延が影響した。

国・地域別ではASEAN揚(前年比0.8%増)のみが増加し、中国揚(28.8%減)、日本揚(22.6%減)、韓国揚(20.3%減)が20%を超える減少となり、南アジア揚げも3.7%減少した。