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伊藤忠、法人向けデジタルプリペイド流通で米社と提携

2015年6月18日 (木)

ロジスティクス伊藤忠商事は18日、世界30か国で1000キャンペーン以上の展開実績を持つ法人向けデジタルプリペイド流通プラットフォームの開発・運営会社「ifeelgoods社」(アイフィールグッズ社、米カリフォルニア州)と業務提携し、今月中旬から日本市場への展開を本格化すると発表した。

同社は、これまでマイクロソフトのSkypeクレジット用利用番号の発行・発売、プリペイドカードの流通、コンビニ店舗に設置されている情報端末を通したエンドユーザーへのプリペイド販売など、年間5000億円超といわれる個人向けプリペイド市場で事業を展開してきた。

アイフィールグッズ社と提携することで、デジタルプリペイドの在庫管理からキャンペーン企画の立案支援、キャンペーンサイト構築・運用、エンドユーザーへの配布まで、まとめて一元管理出来る体制を整える。

デジタルプリペイドは、メーカーやサービス提供者の販売促進、ポイント・マイレージの交換対象、従業員向けインセンティブ、コールセンターでの顧客対応への謝礼などで利用が見込まれている。また、販売促進市場は広告市場と同規模の6兆円強、ポイント・マイレージの年間発行総額は9000億円を超える規模に拡大している。

伊藤忠商事は国内からアジアに事業エリアを拡大する方針で、3年以内に年間取扱高1000億円以上を目指す、としている。