ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

3年後に販売台数1万台目指す

リコー、中国で再生複合機ビジネスを開始

2015年7月17日 (金)

国際リコー、中国で再生複合機ビジネスを開始リコーは17日、今夏から中国で再生複合機のビジネスを開始すると発表した。同社は、先進国を中心に再生複合機を年間6万台販売しており、3年後に中国での販売台数1万台を加え、グローバルで8万台を目指す。

同社はこれまで、環境保全意識の高い顧客を中心に、使用済みの複合機を回収し、分解、清掃、部品交換、組立などの処理を行った上で再び市場に出荷する再生複合機の導入を進め、日米欧を中心に展開してきた。

同社は2010年から中国の市場特性やニーズを把握するためのマーケティング活動を本格的に実施しており、その活動の中で再生複合機の需要を確認、準備を進めていたという。

同国での事業開始に際し、国家品質監督検査検疫総局から複合機メーカーとして初めて使用済み複合機の中国への輸入と再生製造の認可を取得。再生処理を行う中国・福州の工場に使用済み複合機を集め、7月から製造を開始、8月からリコーチャイナ(上海)を通じて販売する。

工場に集める使用済み複合機は、静岡県御殿場市に解説する「リコー環境事業開発センター」など世界各国から回収する。