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川崎近海、清水-大分航路の開設検討、RORO船週3便

2015年7月21日 (火)

ロジスティクス川崎近海汽船は21日、清水港と大分港をRORO船で結ぶ新たな航路を2016年秋に開設する方向で検討を開始した、と発表した。

新航路は清水-大分間(762キロ)を20時間で結ぶ、週3便の運航を計画。深刻なドライバー不足で関東・甲信-九州間の陸上長距離輸送が困難になっている実情を踏まえ、新航路を開設することで海上輸送へのモーダルシフトを促す。

圏央道、新東名高速道路の整備が進み、2017年度に中部横断自動車道が開通することから、西日本向けの拠点港として清水港を選んだ。また、大分港を選定したのは、東九州自動車道の開通で九州域内における利便性が高まっていると判断したため。

清水-大分間を20時間で結ぶことにより、関東・甲信-九州間をトレーラーで海陸一貫輸送し、集荷から3日目の早朝までの配送が可能になる。