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東京商工リサーチ調べ

7月の人手不足関連倒産29件、求人難型はうち2件

2015年8月10日 (月)

調査・データ東京商工リサーチは10日、7月の「人手不足」関連倒産が29件(前年同月30件)だったと発表した。内訳は代表者死亡などによる「後継者難」型が27件、「求人難」型が2件。

事業継承の課題が深刻化しているのを背景に「後継者難」が圧倒的だが、同社は「景気回復の動きと合わせて求人難型の推移が注目される」としている。

1月からの累計は184件(10件増)で、後継者難型が163件(11件増)、求人難型が16件(1件増)、従業員退職型が5件(2件減)だった。

最近の倒産では、人件費高騰による負担増から資金繰りが悪化したケースもみられるが、7月の人件費高騰関連倒産は1件のみ。1月からの累計では18件(5件増)となっている。