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日本郵船、中国の海事2大学76人に奨学金

2015年11月30日 (月)

環境・CSR日本郵船、中国の海事2大学76人に奨学金日本郵船は27日、中国の上海海事大学と大連海事大学の学生合わせて76人に奨学金を贈ることを決めたと発表した。

11月18日に両校で授与式が行われた。同社は、企業の社会的責任(CSR)として、2001年に両校の学生に対する奨学金制度を開始し、15年目となる今回を含めて授与した学生は延べ896人となった。

上海海事大学では、36人の学生に「国際的な視野を持ち、社会的責任と知性ある若者に成長するように」との願いを込めて奨学金を授与。式典には同社から中国総代表の磯田裕治経営委員が、大学からは金永興党委書記らが出席した。

磯田経営委員は式典で「『相互理解と寛容の精神』、これこそ教養教育の究極の目的だと信じている。大学生活はこうした精神を育む上で絶好の機会だ。両国の友好関係を堅固なものにするには、皆さんのような若い世代が率先して先ずは直接接し、話し、お互いを知ることからはじめることが遠いようでも実は最短の道であり、不可欠のプロセスだと私は考えている」と述べた。

また、11月9日には大連海事大学で磯田氏から40人の学生に奨学金が授与。式典で同大学の単紅軍副校長は、経済状況と海運業界が厳しい中にあっても同社が長年支援してきたことに感謝の意を表した。