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11月の原油輸入量が6%増、石油統計速報

2015年12月28日 (月)

調査・データ資源エネルギー庁が28日に発表した11月の石油統計速報によると、原油輸入量は1555万kl、前年同月比6%増と3か月ぶりに前年を上回った。

輸入量はサウジアラビア(566万kl、25%増)、アラブ首長国連邦(334万kl、14.2%減)、クウェート(144万kl、53.1%増)、ロシア(129万kl、18.2%増)、カタール(107万kl、23.2%減)――の順で多かった。

同月の中東依存度は82.1%で、前年同月に比べて2.2ポイント増と5か月ぶりに前年を上回った。

燃料油の生産は1444万kl(5%減)と3か月連続で前年を下回った。油種別でジェット燃料油は前年を上回ったが、ガソリン、ナフサ、灯油、軽油、A重油、B・C重油は下回った。

燃料油の輸入は274万kl(17.6%減)と4か月ぶりに前年を下回った。輸出は263万kl(5%増)で8か月連続して前年を上回った。

国内販売は1449万kl(6.9%減)と2か月連続で減少した。油種別にみても、全油種で前年を下回った。在庫は1110万kl(7.9%減)で4か月連続して前年を下回った。ジェット燃料油は増加したが、ガソリン、ナフサ、灯油、軽油、A重油、B・C重油は減少した。