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イランからの原油輸入48.8%増、3月石油統計速報

2019年4月26日 (金)

調査・データ資源エネルギー庁が26日に発表した3月の石油統計速報によると、原油輸入量は1583万kl、前年同月比0.2%減と前年を下回った。

輸入量はサウジアラビア(627万kl、1%減)、アラブ首長国連邦(347万kl、16.1%減)、イラン(144万kl、48.8%増)、カタール(140万kl、7.4%減)、クウェート(107万kl、8.6%増)の順で多かった。

同月の中東依存度は90.5%で、前年同月に比べて0.8ポイント減と前年を下回った。

燃料油の生産は1495万kl(2.6%減)と前年を下回った。油種別でナフサ・ジェット燃料油・軽油は前年を上回ったが、ガソリン・灯油・灯油・A重油、B・C重油は下回った。燃料油の輸入は232万kl(31.2%減)と3か月連続で前年を下回った。輸出は297万kl(9.7%増)で3か月連続して前年を上回った。

国内販売は1467万kl(2.9%減)と5か月連続で下回った。油種別でみても、全油種ナフサ、ジェット燃料油は前年を上回ったが、ガソリン・灯油・軽油・A重油、B・C重油は下回った。在庫は859万kl(2.2%減)で7か月ぶりに前年を下回った。ガソリン・ジェット燃料油・軽油・A重油、B・C重油は上回ったが、ナフサ・灯油は下回った。