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JMU、アブリアーニ向け省エネバルク貨物船を引渡し

2016年1月7日 (木)

荷主JMU、アブリアーニ向け省エネバルク貨物船を引渡しジャパンマリンユナイテッドは7日、有明事業所(熊本県長洲町)で建造していたアブリアーニシッピング向けの次世代省エネ型バルクキャリア「フォーチュン」を引き渡した。

フランスのダンケルク港の要求を満たす最大船型で、最新の省エネ技術を織り込み、同社が開発した。

低風圧居住区による風圧抵抗の削減や低摩擦塗料による摩擦抵抗の削減などで温暖化ガスの削減、燃費向上を達成。レッジバウと呼ばれる船首形状を採用することで、実海域の波浪中の船速低下を抑える仕様とした。バラスト水処理装置(BWMS)を標準装備している。

■概要
全長:292メートル
幅:45メートル
深さ:24.55メートル
喫水:18.18メートル
載貨重量:18万2620トン
総トン数:9万3297トン
主機関:MAN B&W 7S65ME-C8.2
航海速力:15.05ノット
定員:27人
船級:NK
船籍:マルタ