JMU、CSE社向け次世代省エネ型バルクキャリアを引渡し

荷主ジャパンマリンユナイテッド（JMU）は1日、有明事業所（熊本県長洲町）で建造していたCSEトランスポートコーポレーション向け次世代省エネ型バルクキャリア「中鋼奮進」（チャイナスチールエンデバー）を引き渡した。

この船舶は鉄鉱石・石炭の太平洋トレード用のケープサイズバルカーとしてヒット商品となった20万5000トン型船の後続船型で、載荷容量を増やし、GHG（温室効果ガス）25％削減を目標に開発された、Gシリーズの20万9000トンバルクキャリア。

省エネ付加物や低風圧居住区による風圧抵抗の削減、低摩擦塗料による摩擦抵抗の削減、補機インバーター化、LED照明の採用による省電力化により、GHG削減、燃費性能の向上を追求した。船級符号「EA」を取得し、環境保護に配慮した船舶と認定されている。

■本船概要
主要寸法：全長299.99メートルx幅500メートルx深さ250メートルx喫水18.43メートル
載貨重量：20万9749トン
総トン数：10万7075トン
主機関：MAN-B&W 7S65ME-C8.2
航海速力：14.5ノット
定員：25人
船級：NK/CR
船籍：パナマ