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アルプス物流、電子部品物流で拠点拡大し3Q増収増益

2016年1月27日 (水)

ロジスティクスアルプス物流が27日に発表した2015年4-12月期決算は、主力の電子部品物流で国内外の拠点網を拡充するなど堅調に推移し、営業利益が前年同期比5.8%拡大した。

電子部品物流事業は、車載向け製品やスマートフォン向け製品などの生産が堅調に推移した一方、民生・ITなどの市場で製品や顧客、地域によって変動が大きく、まだら模様となったことで貨物量が「期待していた程には伸びなかった」が、国内外で新規・既存営業を拡大し、生産性の向上に取り組んだことで、増収増益を確保した。

国内では、北上倉庫(岩手県)、郡山倉庫(福島県)の増築工事が完了し、昨年稼働を開始。西宮倉庫(兵庫県)を新たに設け、東北、関西地区で保管能力を増強した。

海外では、韓国で自社初となる光州倉庫が昨年11月に竣工し、稼働を開始。タイ・バンコクへの空港事務所の設立、ベトナム・ハノイへの駐在員事務所の開設を行うなど、海外ビジネスの拡大に向けた拠点拡充を進めた。

[アルプス物流]2016年3月期第3四半期連結決算(単位:百万円)

 2016年3月期
第3四半期
2015年3月期
第3四半期
増減率 
売上高
70,16463,72310.1%
営業利益
3,6603,4615.8%
経常利益
3,7363,6063.6%
当期純利益
2,0731,9426.8%