【4-9月期】アルプス物流、国内落ち込みカバーできず

ロジスティクス 

電子部品物流事業は、貨物量拡大に向けたグローバル・ネットワーク強化の一環として、4月に小名浜営業所の増築倉庫、5月には北上営業所の新倉庫をそれぞれ稼働させた。

海外では3月に設立した韓国アルプス物流が光州、ソウル近郊の水原でそれぞれ稼動を開始。また、中国では内陸部の重慶に現地法人・支店の設立、上海・松江の新倉庫開設など、拠点・ネットワークの整備・拡充を進めた。

第2四半期は、海外で規模を拡大したものの、国内は貨物量減少や顧客の輪番操業への対応などによる事業効率の低下が影響し、落ち込みをカバーするには至らなかった。電子部品物流部門の売上高は160億8500万円（前年同期比2.8％減）、営業利益は13億1600万円（10％減）となった。