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GLP、埼玉県川島町にメザニン増設対応の新拠点

2016年2月9日 (火)

拠点・施設グローバル・ロジスティック・プロパティーズ(GLP)は9日、埼玉県川島町で延床面積4万9000平方メートルのマルチテナント型の物流施設「GLP川島」の開発を行うと発表した。3月に着工し、2017年4月の竣工を目指す。総開発コストは84億円。

GLP、埼玉県川島町にメザニン増設対応の新拠点

新施設は、東北自動車道まで延伸した圏央道川島ICに隣接し、関越自動車道、東北自動車道へも接続しやすい立地で、広域配送、地域内配送、都心配送など幅広いオペレーションに対応。埼玉県中央部から北部に工業団地が集積していることから、さまざまな業種の物流ニーズが見込まれる。

施設は地上4階建てで、1、2、4階が倉庫スペースとなっている。1階部分は土地の高低差を活かして高床低床両方のバースを設置すると同時に、製造メーカーや飲料メーカー向けに2.5トンのフォークリフトが走行可能な構造。

2階部分は天井高を必要としないECやアパレル企業などが入居する場合、後付けでメザニンを設置し、機能や効率を高めることが可能になる。保管機能を重視する場合は、メザニンを設置せずに7.5メートルの天井高を有効利用できる仕様。

全館LED照明や太陽光パネルの設置など環境に配慮した設備を兼ね備え、水害対策として非常用発電機を含め、電気室を2階に設置するBCP対策や制振ブレース構造を採用するなど安全性を確保した上で、コスト面の配慮を加えた。

■施設概要
GLP、埼玉県川島町にメザニン増設対応の新拠点施設名:GLP川島
所在地:埼玉県川島町
敷地面積:2万7000平方メートル
延床面積:4万9000平方メートル(メザニンを追加した場合は5万4000平方メートル)
着工:2016年3月
竣工:2017年4月