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延床面積17万m2、17年夏頃竣工

TRC、次世代・都市型物流施設「新B棟」の建設に着手

2016年3月1日 (火)

拠点・施設東京流通センター(TRC)は1日、大田区平和島六丁目で計画を進めている「物流ビル新B棟」の新築工事に着手した。竣工はTRC創立50周年となる2017年の夏頃を目指す。

TRC、次世代・都市型物流施設「新B棟」の建設に着手

新B棟は、延床面積17万1300平方メートル(5万1800坪)の大規模物流拠点で、大型車両対応ランプウェイ2基(1-6階)を備え、賃貸借区画は430坪から提供する。フロア最大面積は6700坪。

TRC、次世代・都市型物流施設「新B棟」の建設に着手羽田空港、大井埠頭、主要幹線道路、鉄道駅へのアクセスに優れた都心に近い立地を生かし、(1)「将来を見据えたニーズ」への対応(2)「安全・安心」の追求(3)「入居企業での災害時の事業継続」をサポート(4)「働く人々を意識した構内環境」の充実(5)「持続可能な社会の実現」に向けた環境への配慮――を追求した次世代の都市型物流施設と位置づけ、首都圏流通機能の強化、東京の国際競争力の向上に寄与していく。

現地は東京モノレール「流通センター」駅前に立地し、JR大森駅からのバス利用も可能。構内では常時6500人を超える人が働き、多くの人が集まる「街」として、郵便局、コンビニエンスストア、クリニック、歯科、ドラッグストア、飲食店舗などの施設を揃える。

TRC、次世代・都市型物流施設「新B棟」の建設に着手

■計画概要

所在地:東京都大田区平和島6-1-1
竣工:2017年夏頃
設計・施工:大林組
プロジェクトマネジメント支援:三菱地所
設計監修・工事監理監修:三菱地所設計

■建物概要

構造:SRC-S造免震構造(ランプウェイ含む)
階層:6階建
延床面積:17万1300平方メートル(5万1800坪)
賃貸面積:13万500平方メートル(3万9500坪)
大型車両対応ランプウェイ:2基(1-6階)
賃貸借区画:430坪-フロア最大6700坪
床荷重:1.5トン/平方メートル
有効天井高:梁下5.5メートル
柱スパン:10メートル×11メートル