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貨物船37隻が竣工、3月の造船統計速報

2017年5月16日 (火)

調査・データ国土交通省が15日公表した3月の造船統計(速報)によると、造船主要54工場の鋼船受注・建造実績は受注17隻(43万7000総トン)、起工22隻(87万1000総トン)、竣工44隻(177万7000総トン)となった。

竣工船価は2147億円、生産指数は182.1(前年同月比26.8%減)で、このうち国内船の竣工実績は5隻(11万2000総トン)、生産指数204.6だった。内訳は、貨物船が3隻(一般貨物船1隻、鉱石兼ばら積み船1隻、セメント専用船1隻)、その他の船舶2隻。

輸出船の竣工実績は合計39隻(166万5000総トン)、生産指数177.8となった。輸出船の内訳は、貨物船が34隻で一般貨物船3隻(リベリア、シンガポールなど向け)、ばら積み船13隻(パナマ、シンガポールなど向け)、コンテナ船2隻(パナマ向け)、自動車専用船1隻(パナマ向け)、鉱石兼ばら積み船15隻(パナマ、マーシャル諸島など向け)だった。

油送船は4隻で、LPG船1隻(パナマ向け)、化学薬品船3隻(パナマ、シンガポール向け))、その他船舶1隻(バハマ向け)だった。鋼船修繕実績は155隻で工事金額は104億円。