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1月の造船統計速報、生産指数6.5%上昇

2015年3月9日 (月)

調査・データ国土交通省は6日、1月の造船統計速報を発表した。造船主要53工場の鋼船受注・建造実績は、受注4隻(11万9000総トン)、起工24隻(104万8000総トン)、竣工42隻(184万2000総トン)、竣工船価1485億円、生産指数86.1となった。生産指数の前年同月比は6.5%上昇。

このうち、国内船の竣工実績は2隻(11万8000総トン)で生産指数は164.5で、前年同期と対比し76%上昇し、全体の伸びに寄与。一般貨物船と鉱石兼ばら積み船をそれぞれ1隻竣工した。

輸出船の竣工実績は合計で40隻(172万4000総トン)、生産指数は82.2で前年から6.8%上昇。このうち貨物船は27隻で、一般貨物船が2隻(パナマ、マーシャル諸島向け)、鉱石専用船1隻(リベリア向け)、ばら積み船13隻(パナマ、マーシャル諸島など向け)、鉱石兼ばら積み船19隻(マーシャル諸島、リベリアなど向け)、木材兼ばら積み船2隻(バハマ向け)。

残る3隻は油送船で、内訳はLPG船2隻(パナマ向け)、化学薬品船1隻(リベリア向け)。鋼船修繕実績は96隻、工事金額は46億円となった。

▲生産指数の推移(出所:国交省)

▲生産指数の推移(出所:国土交通省、2010年=100)