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マースク、インド船舶整備網の強化へ初入渠

2026年10月21日 (水)

国際海運大手APモラー・マースク(デンマーク)は20日、シンガポール船籍のコンテナ船「Maersk Chattogram」について、インドで初となる計画ドライドック整備を実施すると発表した。チェンナイ近郊のL&T Shipbuildingカトゥパリ造船所に入渠し、船体や機関、推進システムなどを点検・整備する。

同船は10月20日に入渠する予定で、運航状況や天候によって変更する可能性がある。今回の整備は船齢10年の定期保守の一環で、特別検査に加え、船体構造、機械設備、推進系統などを対象にオーバーホールを行う。L&Tがカトゥパリ造船所に設置するインド最大規模のシップリフトを使って船体を水上から引き上げる。

(出所:APモラー・マースク)

今回の入渠は、マースクとラーセン・アンド・トゥブロ(L&T、インド)が「India Maritime Week 2025」で締結した覚書に基づく初の具体的な協業案件となる。両社は造船、船舶修繕、国際基準に関する知見共有などで連携する方針を示していた。

整備にはマースクの船隊・技術部門とL&Tに加え、インド国内の下請け企業、部品供給事業者、海事サービス会社も参加する。両社は今回の案件を通じ、インド国内の船舶整備能力や関連サプライチェーンの強化につなげる考えだ。

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