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NTTドコモ、自動走行向け地図配信技術の開発着手

2016年7月20日 (水)

ECNTTドコモは19日、総務省による開発・委託事業に採択されたことを受け、高度地図データベースを高効率でリアルタイムに更新・配信する技術の開発を開始する、と発表した。

総務省から「2016年度情報通信技術の研究開発自律型モビリティシステム(自動走行技術、自動制御技術など)の開発・実証」の4つの研究開発課題のうち、「高度地図データベースの高効率なリアルタイム更新・配信技術の確立」の委託先に選定された。

この研究課題ではドコモとパスコが委託先に選ばれ、パスコは主に自動走行に必要な高度地図データベース(ダイナミックマップ)の更新技術を、ドコモは自動走行車へのダイナミックマップの効率的な配信技術の開発をそれぞれ進めていく。

ドコモが開発する技術は、自動走行車へのマップ情報配信に携帯電話のネットワークを活用することを想定したもの。

NTTドコモ、自動走行向け地図配信技術の開発着手

▲実証実験でのモバイルエッジコンピューティングを用いたダイナミックマップの配信イメージ

自動走行の実現には、高精度で交通情報などの状況に応じて変動する情報を統合した膨大なデータ量となるダイナミックマップを高速移動する自動走行車に確実に配信する必要があり、自動走行車の普及に伴い、配信する携帯電話ネットワークへの負荷が高まるため、より効率的な配信技術が求められている。

ドコモは、今回の開発・実証でエッジコンピューティングの技術を用い、ダイナミックマップのサーバーを携帯電話のネットワークに分散して配置することで、リアルタイムに変化する渋滞情報や事故情報などを含む大容量マップ情報を地域ごとに分割した低容量のマップ情報として配信する「モバイルエッジコンピューティング環境」を構築する。

研究開発期間となる2016年度から18年度までの間に、ほかの課題と連携してこの研究で検討した技術が想定通りに機能することを確認するため、横須賀リサーチパークに構築する検証環境を用い、実証実験を行う。