
▲CSR REPORT 2016
ロジスティクスSBSホールディングスは16日、2015年度のCO2排出量が前年比4.3%減の7万6810トンに減少したと発表した。
6日発行したCSRレポートのなかで数値やCO2排出量の削減への取り組みを掲載し、明らかにしたもので、排出原単位としている「売上高1億円あたりの排出量」も5.4%減となった。
同社では環境分野で取り組む活動や数値目標を「環境アクションプラン2017」として策定し、全体排出量は2009年を基準として「15%削減」を掲げているが、15年度は売上規模が拡大する一方で全体排出量の削減を達成したことから、排出原単位としている売上高1億円あたり排出量は、09年比で31%減と大幅に減少した。
売上高1億円あたりの排出量は「16年に09年比25%減」を目指していたが、1年前倒しで達成したことになる。
こうした成果を達成したことについて、同社は「当グループが取り組むさまざまなCO2排出削減対策が機能しているものと評価している」と、これまでの取り組みが目標達成につながっているとの見方を強調。
今後は「3PL事業の拡大に伴う物流施設や車両台数の増加で全体排出量の削減は厳しいと想定されるが、排出原単位の目標としている『25%減』の確実な達成を目指す」としている。
■SBSグループの「CSR REPORT2016」
http://www.sbs-group.co.jp/hdg/csr/report/